2015年3月2日月曜日

It sticks in my craw.

「意味」それはしゃくにさわる.それは気にくわない.それには我慢ならない.

※ちょっと古い言い方ですが,今でも使われています.

crawは「のど」や「胃袋」で,stickは「突き刺す」といった意味です.

主語Itは,以下のように,他にかえて使うことができます.人が主語でもOKです.

He sticks in my craw.「あいつはしゃくにさわる」

A few things he said really stuck in my craw. 「彼の言ったいくつかのことは,ほんとうにしゃくにさわった.」

「英会話例文」
I have only one thing to say about that attitude. It really sticks in my craw.「あの態度について,一つだけ言うべきことがある.それはほんとうに,しゃくにさわるということだ.」

※Jim KershnerのMountain Goats are My Weakness: And Other Tales of Life in the Northwestという本からの引用です.

2015年2月27日金曜日

No offense, but ...

「意味」悪気はないんだけど...。気を悪くしないでね、でも...。

※offenseは「攻撃」、「侮辱」、「悪意」、「気を悪くさせること」などの意味。

but以下のないNo offense.だけの場合もあります。

また、No offense to you, but ...

と、to youを入れる場合もありますが、入れない場合の方が多いです。

「英会話例文」
No offense, but I don't like your boyfriend.「気を悪くしないでね、私、あなたの彼氏は好きではないの。」

2015年2月26日木曜日

Go ahead, make my day.

「意味」やれるもんならやってみろ。

※脅しに使います.「やってみろよ,私の楽しい一日にしてくれ.」といった意味です.

元は映画Dirty HarryシリーズのSudden Impact(1983)の中でClint Eastwoodが使った台詞に由来します.以下の動画はその場面.



このClint Eastwoodの台詞をまねて,一般の人が使うようになったのですが,一般の人が使う場合はちょっと冗談ぽく使うことが多いです.

「英語例文」
You want to fight? Go ahead, make my day.「けんかしたいのか?やれるもんならやってみろ。」

2015年2月25日水曜日

For pity's sake!; For Pete's sake!

「意味」何ということだ!なんてこった!これはひどい!まったくもう!

※For pity's sake!やFor Pete's sake!を単独で使う場合ですが,驚きやショック,拒絶などを表す意味になります.

pityは「哀れみ」や「同情」などの意味です.Peteは人名なので,Pは大文字で書きます.

以下のように,For pity's sakeやFor Pete's sakeの後に言葉が続く場合は,「お願いだから...」という意味で使うことがあります.

For Pete's sake, can you stop crying?「お願いだから,泣くのを止めてくれない.」

「英語例文」
For pity's sake! Why did you do this?「まったくもう!どうしてこんなことをしたの?」

2015年2月24日火曜日

I can't put my finger on it.

「意味」はっきりとは特定できない.はっきり(こうだ)とは言えない.はっきりとは思い出せない.

※なんとなくは分かるけれども,はっきり「これだ」や「こうだ」とは言えないような場合に使います.

put one's finger onは,「特定する」,「指摘する」,「思い出す」といった意味があります。あるものに自分の指を置いて,「これだ」や「こうだ」と明確に特定したり(指摘したり,説明したり)するようなイメージです.記憶を特定する場合は,「思い出す」という意味になります.

「英語例文」
I feel something is happening, but I can't put my finger on it.「私は何かが起こっていることは感じるけど,はっきりとは言えない.」

2015年2月23日月曜日

Let's get back to what we were talking about.

「意味」さっきの話に戻りましょう.

※話が脱線した際に,元の話に戻したい時のフレーズ.

what we were talking aboutの部分は,他にかえて使うことができます.たとえば,

Let's get back to the issue.「本題に戻りましょう」

以下のように,分詞構文を使う場合もあります.

Getting back to the main topic, ....「主題に戻ると,...」

また,Gettingを省いて,

Back to the main point, ....「本題に戻ると,...」

という場合もあります.

「英語例 文」
Let's get back to what we were talking about. You were talking about the stock market, right?「さっきの話に戻りましょう.あなたは株式市場の話をしていたよね?」

2015年2月20日金曜日

Can I bounce this idea off (of) you?; Let me bounce this idea off (of) you.

「意味」一緒に考えてみてくれない.

※bounce ... off ~で「...を~に跳ね返らせる」という意味があります.たとえば,

He bounced the ball off the wall.

ですと,「彼はボールを壁に(ぶつけて)跳ね返らせた」という意味になります.

Can I bounce this idea off (of) you?; Let me bounce this idea off (of) you.の場合,ボールのような物ではなく,アイデアなどを相手に投げかけて,相手から跳ね返ってくるアイデアや意見を欲しい,つまり,相手に一緒に考えて欲しい,というような意味合いです.

this ideaの部分はa few ideasやsomethingなどの場合もあります.

なかなか面白い言い方ですが,使用頻度は多くはありません.

「英会話例文」
A: Can I bounce a few ideas off of you? 「A:一緒に考えてみてくれない.」
B: Yeah, just give me a second. I gotta do something.「B:うん,でもちょっと待って.しないといけないことがあるんだ.」